読者からの質問:
リアルな絵柄で成人向けの作品を描いているのですが、友人に見せたところ、登場人物が職場の人に似ていると笑われてしまいました。それが気になって、もしネットに作品を載せたときに、私をモデルにしたと訴えられたらどうしようと不安です。普通の顔のキャラクターが多いので、モデルがいると思われるかもしれません。リアルなタッチの成人向け作品が誤解されて訴えられることはあるのでしょうか?絵柄を変えることはできないので、どうしたらいいのか悩んでいます。
リアルな絵柄と著作権の不安
最近、友人に見せた成人向けの作品が、職場の人に似ていると笑われたという話を聞いた。これって、ちょっとした恐怖を感じるよね。私も大学時代、友人の似顔絵を描いてその子を困らせたことがあった。彼女が自分の顔を見て「これ、私じゃないから!」と怒ってたのを思い出す。リアルなタッチで描かれた作品が、もしモデルがいると思われたら、訴訟のリスクがあるのか心配になる気持ち、よく分かる。
著作権と肖像権について
まず、著作権と肖像権について少しお話ししたい。著作権は創作物そのものに関わる権利で、誰がその作品を作ったかを守るもの。一方、肖像権は人の顔や姿を無断で使用されない権利だ。リアルな絵柄で描く場合、確かに「似ている」という理由で訴えられる可能性はゼロではない。しかし、実際には「似ている」と「モデルにした」ということは別物だ。
私も司法書士の事務所でバイトをしているが、実際に訴訟になるケースは少ない。訴えられた場合、原告がその「似ている」と主張するキャラクターが、自分自身の特定の特徴を持っていることを証明しなければならない。普通の顔のキャラクターが多いということは、逆に一般的な特徴が多く含まれているとも言えるから、そう簡単にはいかないだろう。
解決策と感情の整理
それでも不安な気持ちが消えないのは理解できる。そこで、いくつかの解決策を考えてみた。例えば、作品をネットに載せる前に、登場人物の名前や背景設定をしっかりと作り込むことだ。他の作品との違いを出し、オリジナル性を強調すれば、訴訟リスクを減らせるかもしれない。また、友人や知人に意見をもらうことで、少しでも気持ちを軽くする助けになるだろう。
私も以前、同じような不安を抱えていた時期があった。作品を公開することに躊躇していたが、結局は自分の表現を大切にすることが重要だと気付いた。だから、君も自分の作品に自信を持って、楽しんで創作を続けてほしい。
もし他にも似たような経験をしたり、アドバイスがあれば、ぜひコメントで教えてほしい。お互いの経験を共有することで、少しでも不安を和らげられるかもしれないから。