読者からの質問:
周囲の大人たちは、中居さんの行為を止めようとしなかったのはなぜでしょうか？フジテレビの第三者委員会の報告書では、元アナウンサーの女性が中居さんから性暴力を受けたと認定されています。この女性は長期間心身の不調に苦しみ、最終的には退職に追い込まれたそうです。中居さんやフジテレビの責任も重要ですが、特に気になるのは周囲の大人たちが何をしていたのかという点です。
例えば、中居さんのマンションで行われたBBQにはフジテレビの関係者だけでなく、TBSの男性社員も参加していたと報告されています。そこで若い女性アナウンサーたちが皿洗いや配膳をして、男性芸能人たちを盛り上げるような状況があったそうです。もしそれを見ていたのなら、TBSの社員はなぜ何も言わなかったのでしょうか？
また、女性アナウンサーの同僚たちも彼女の異変に気づいていたはずです。彼女が長期にわたって仕事を休み、精神的に追い込まれていく姿を見ていた同僚や上司たちが、なぜ社内で声を上げなかったのか疑問です。
さらに、産業医や外部の医師が「この人はPTSDです」と診断していたにもかかわらず、その診断が会社の意思決定に反映されなかったのはなぜでしょうか？診断書が複数出されていたのに、フジテレビの幹部たちが「男女のもめごと」と言って放置したことには違和感を覚えます。
労働組合や社内相談窓口も存在していたのに、機能したのは1年近く経ってからでした。加害者や責任者が黙っていたことも問題ですが、見て見ぬふりをした“第三者”の責任も重いように感じます。
周
周囲の大人たちが見て見ぬふりをした理由
最近、ある出来事について考えることが多い。中居さんの問題や、周囲の人々がどのように対応していたのか。これはただの一件ではなく、私たちが普段目にする職場の人間関係や、社会の構造にも深く関わる話だと思うんだ。
まず、周囲の大人たちが中居さんの行為を止めなかった理由について。私もバイト先で時々、見て見ぬふりをする同僚や上司を見かけることがある。特に、力関係が明確な職場では、立場のある人とない人の間で発言がしづらくなることがあるんだ。中居さんのような有名人の行為に対して、周囲の人々が「自分が言うべきなのか？」と悩む気持ちも分かる。私も、バイト先で不当な扱いを受けている人を見かけたとき、声を上げるべきかどうか悩んだことがある。
沈黙の文化
さらに、周囲には「沈黙の文化」が根付いていることも大きな要因だ。例えば、職場でのハラスメントが問題視されても、いつの間にか「それは言わない方がいい」という雰囲気ができてしまう。これは、まるで子供の遊びのように、みんなが「見て見ぬふり」をすることで成り立ってしまう。私も、友達同士で「これ言ったらどうなるんだろう？」と考えてしまう瞬間があった。
診断書の無視
また、PTSDの診断書が複数出されていたにも関わらず、会社がそれを無視したという点も驚きだ。私も法律を学ぶ身だから、こうした事例を知ると「なぜその判断ができなかったのか」と考えさせられる。診断書があるにもかかわらず、内部で「男女のもめごと」と片付けられてしまうのは、本当に信じられない。私のバイト先でも、時々「これはただのクレームだから」と軽視されることがある。こうした無理解が、苦しんでいる人をさらに追い詰めてしまうのだと感じる。
みんなの経験を聞かせてほしい
このような問題は、どこにでも潜んでいる。周囲の人々がどのように行動するかが、被害者にとって大きな影響を与えることを忘れてはいけない。私も、これからもっと周囲を見渡し、声を上げる勇気を持ちたい。そして、みんなにも同じように思ってほしい。あなたの周りで起こった出来事や、感じたことについて、ぜひコメントで共有してほしい。あなたの経験が、誰かの助けになるかもしれないから。
