読者からの質問:
性被害を受けた人が笑顔で過ごすことについて、どう思いますか？苦しみ方を他人が決めるのはおかしいと思うのですが。
性被害やPTSD、パニック障害を抱える人が、元気に笑ったり明るく仕事をしている姿を見て、「本当に苦しんでいる人はそんなことできない」と決めつける人が多い気がします。
被害者が元気を取り戻して活動することは、本来「生き抜いた証」であって、批判されるべきことではないと思います。中には写真集を出したりメディアに出たりする人もいますが、それは自分の人生を立て直そうとする行動であって、「被害を売名に使っている」とか「他の被害者の迷惑」と非難する権利は誰にもないと思います。
PTSDやメニエール病、パニック障害の症状や回復のタイミングは人それぞれなのに、「楽しそうだからウソ」とか「都合よく治っている」と言うのは無知ではないでしょうか？快方に向かうことが「迷惑」とされる考え方の方が、よほど恐ろしいと思います。
社会的に声を上げること自体、ものすごく勇気がいることなのに、その後の行動や生活まで粗探しされて叩かれるのは、どうかしていると思います。性被害の告発が「キャトルカルチャー」とされる風潮も、私はとても怖いです。
皆さんは、こうした批判が本当に正当だと思いますか？私はこの風潮の方がずっと問題だと思います。
性被害と笑顔の関係
性被害を受けた人が笑顔で過ごすことについて、私も考えることが多い。この問題はとてもデリケートで、色々な見方があると思う。特に、SNSなどで見かける批判の声には、心が痛むことがある。彼らがどんな状況にあるのか、何を感じているのか、想像することができない人が多いのだろう。自分の想像力を働かせることなく、ただ一面的に判断するのは、非常に危険だ。
笑顔の裏にあるもの
性被害を受けた人が笑顔でいる姿を見ると、時折「本当に苦しんでいないのでは？」と疑問を持つ人がいる。しかし、その笑顔の裏には、彼らがどれほどの努力をしているか、どれだけの苦悩を乗り越えているかが隠れていることを忘れてはいけない。笑顔を見せることが、必ずしも心の内を反映しているわけではない。むしろ、笑顔は彼らが生き抜こうとする姿勢の表れであることが多い。
私自身、司法書士の事務所で働きながら、様々な人と接する中で、そのような経験を多く見てきた。ある日、クライアントの方が笑顔で「頑張っています」と言ったとき、心からその言葉を信じられない自分がいた。しかし、彼女の瞳の奥には、強い決意が宿っていることを感じた。笑顔の裏にある痛みを知ることが、私たちの理解を深める第一歩なのだ。
社会の風潮とその影響
最近、性被害の告発が「キャトルカルチャー」とされる風潮も見受けられる。この風潮が及ぼす影響は計り知れない。告発する勇気を持った人々が、さらなる非難や批判にさらされることは、非常に悲しい現実だ。彼らは自分の声を上げることで、他の被害者の助けになろうとしているのに、その行動が非難されるのはおかしい。
自分自身も、友人から「どうしてそんなに明るいの？」と聞かれたことがある。実際、私はストレスの多い生活を送っているが、笑顔でいることで少しでも楽になれると感じている。だからこそ、他人がどう生きるかに文句を言う資格はないと思う。
皆の意見を聞かせてほしい
この問題についてどう思うか、ぜひ皆さんの意見を聞かせてほしい。批判のあり方や、被害者がどのように過ごすべきか、みんなで考えていければと思う。あなたの経験や考えをコメントでシェアしてくれると嬉しい。共に考え、理解を深めていきたい。
