無断使用トラブルを防ぐための具体的対策と注意喚起の方法

無断使用トラブルを防ぐための具体的対策と注意喚起の方法

読者からの質問:
SKIMAで取引がキャンセルになった後、依頼者が私のイラストを無断で使用していることに困っています。完成した作品を透かし入りで提出したのですが、依頼者が音信不通になり、運営に問い合わせた結果、取引がキャンセルになりました。しかし、その後、依頼者(VTuber)のSNSを見たところ、透かしを剥がされたイラストが商用利用されていることに気づきました。リアルイベントで販売する予定だとツイートしており、フォロワーが多いため、拡散されてしまっています。

通常の納期よりも短い期間で複数枚のイラストを描かせておいて、1万円近くの価値のある作品を無償で使用されてしまい、本当に腹立たしいです。透かしを剥がされたことについても気になります。

SNSとSKIMAではまだブロックされていませんが、今後ブロックされるかもしれません。

以下の質問についてアドバイスをいただけると助かります。

・このような場合、具体的にどうすれば良いのでしょうか?相手が大手なので少し怖いです。私のフォロワーは80人程度です…。

・SNSで注意喚起をするべきでしょうか?(このイラストを見かけたら無断使用ですといった内容で)

・キャンセル後の無断使用対策として、納品前にイラストを確認するための有効な手段はありますか?(透かしありで少し低画質にする以外に思いつきません)

キャンセル後の無断使用トラブルは初めてなので、どなたかアドバイスをいただけると助かります。

無断使用トラブルについて考えてみる

最近、SNSやクリエイターのプラットフォームでの無断使用のトラブルが増えていると聞く。特に、イラストやデザインのような視覚的な作品は、著作権を侵害されやすい分野だ。君のケースを聞いて、心が痛む。完成した作品を透かし入りで提出したのに、依頼者が音信不通になって、さらに無断で使用されているなんて、本当に腹立たしいことだ。まずは、具体的な対策を考えてみよう。

まずは冷静に状況を整理する

まず、相手が大手であることにプレッシャーを感じるのは理解できる。でも、冷静に考えてみてほしい。君の作品には著作権があるし、無断使用は法的に問題がある。運営に問い合わせた結果、取引がキャンセルになったということは、ある程度の証拠が残っているということだ。まずは、取引の記録ややり取りを整理しておこう。

相手に連絡するか?

次に、依頼者に連絡を取るかどうかだが、これには慎重になったほうがいい。音信不通の相手に連絡を試みるのは、少しリスクがあるかもしれない。もし連絡を取る場合は、冷静に「無断使用は著作権侵害であり、法的措置を考えています」と伝えるのが良いかもしれない。ただし、感情的にならず、事実を冷静に伝えることがポイントだ。

SNSでの注意喚起

SNSで注意喚起をすることも一つの手段だ。君のフォロワーが少ないと感じるかもしれないが、小さな声でも拡散されることがある。例えば、「このイラストを見かけたら無断使用です」といった内容を投稿してみるのもいいだろう。ただし、相手を攻撃するような言い方は避け、あくまで注意喚起として情報提供する形が望ましい。

納品前の対策について

今後、納品前にイラストを確認するための有効な手段として、透かしを入れたり、低画質で納品するのは良いアイデアだ。さらに、納品書や契約書に「無断使用は禁止」と明記することで、法的な根拠を強化することもできる。そういった小さな工夫が、トラブルを未然に防ぐ助けになるはずだ。

最後に

無断使用トラブルは辛い経験だが、君のクリエイティブな才能を守るために行動することが大切だ。もし他の人たちも似たような経験があったら、ぜひコメントでシェアしてほしい。少しでも助け合える場になれば嬉しい。

私も、大学の授業で法律について学んでいるうちに、著作権の重要性に気づかされたことがある。あの時は、友人と一緒に法律書を読みながら笑い合ったり、時には「これ、どうやって守ったらいいんだろうね?」と悩んだりした。君のことで悩んでいるとき、ふとそんな思い出が蘇った。お互いに経験を共有しながら、乗り越えていこう。