相続放棄と古家の行く末について
読者さん: 相続人全員が相続放棄をした場合、遺産が古家だけの場合はどうなるのでしょうか？私はその古家がある土地の債
権者です。亡くなった方には預貯金などはなく、古家だけが残っています。土地は私の所有です。
もし私が相続財産清算人を裁判所に選任してもらうために請求した場合、予納金は私が支払わなければならないのでしょうか？また、古家の取り壊し費用や未払いの地代を請求しても、預貯金がないために何も得られないということになるのでしょうか？つまり、予納金を支払っても無駄になるのでしょうか？
さらに、古家はどうなるのでしょうか？国に帰属するのであれば、国に対して取り壊しや地代の請求ができるのでしょうか？詳しい方がいれば教えてください。
もえ: こんにちは！あなたの質問、すごく複雑だけれどとても大切なことだよね。相続放棄についてまず理解しておくべきことは、相続人全員が放棄した場合、遺産は基本的に国に帰属することになるんだ。つまり、古家もその一部なんだよ。
読者さん: そうなんですね。古家が国に帰属するということは、私がその後どうするかというのはあまり関係がないのですか？
もえ: 正解！ただ、あなたがその古家の土地の債権者なら、いくつか注意が必要だね。古家が国に帰属した場合、土地の持ち主としての権利も変わるかもしれない。例えば、取り壊し費用を誰に請求すればいいのか、というのが問題になるかも。
読者さん: なるほど、取り壊し費用って結構かかりますよね。相続財産清算人を裁判所に選任してもらう場合、予納金は私が支払わなければならないんですか？
もえ: うん、一般的には相続財産清算人を選任してもらうためには、予納金を支払う必要があるんだ。ただ、相続人が全員相続放棄をしている場合、清算人が何をするのか、そしてその費用の負担が本当に必要かどうかも考えたほうがいいかもしれないね。
読者さん: それはどういうことですか？
もえ: 例えば、清算人を選任しても、預貯金がない状況では取り壊しや地代の請求をしても難しいかもしれないということ。お金が動かない場所で無駄にお金を使ってしまうのは避けたいよね。もし清算人に頼む場合、そのメリットが本当にあるのか、自分で何ができるかをしっかり考えることが大切だね。
読者さん: そうですね、自分で何ができるかを考えるのは重要です。でも、古家の取り壊しなどは法的にどうなるのか気になります。
古家の取り壊しと国への請求について
もえ: そうだね、古家の取り壊しについては、国に帰属することになれば、国に依頼することになるかもしれないね。だから、取り壊しの費用も国に請求する必要が出てくるかもしれないけれど、実際にはなかなか難しいことが多い。
読者さん: そうなんですか。国に帰属した場合、取り壊しや地代の請求はどうなるんでしょう？
もえ: 具体的には、取り壊しや地代の請求は法的に難しい場合が多いよ。特に、国の財産に対して個人が請求を行うのは、一般的には簡単ではないんだ。もし古家が危険な状態であれば、役所に相談してみるのも一つの手かもしれないね。
読者さん: 役所に相談してみるというのは良いアイデアですね。何か解決策が見つかるかもしれません。
もえ: そうだね。役所はこういった問題に対しても専門的な相談を受け付けていることが多いから、ぜひ行ってみて。どんな状況かをしっかり説明すれば、アドバイスをもらえると思うよ。
最後に考えておくべきこと
読者さん: ありがとうございます。確かに、役所に相談することで新たな道が開けるかもしれません。予納金についても考え直してみます。
もえ: そうだね、慎重に考えることは大切だと思うよ。きっと解決策が見つかるはずだから、焦らずにじっくり進めていこう。もし何かあれば、またいつでも相談してね。
読者さん: 本当にありがとうございます、もえさん。すごく助かりました。
もえ: こちらこそ、あなたの話を聞けてよかったよ。いつでも親友として寄り添うから、気軽に声をかけてね。お互い頑張ろうね！
