読者からの質問:
絵を依頼したら詐欺にあってしまいました。Xでフォロワーが3000人くらいの絵師さんに依頼したのですが、前払い制で35000円を支払った後、音信不通になってしまいました。アカウントも動いていないので、私だけが無視されているわけではないようです。
契約書も交わしておらず、振込先の情報しか分かりません。私にも悪い点があったことは理解していますが、泣き寝入りするしかないのでしょうか?
もし警察に通報した場合、この状況で動いてもらえるのでしょうか?また、弁護士に相談した場合、情報が不十分で相手にしてもらえない可能性はありますか?
アドバイスをいただけると助かります。よろしくお願いいたします。
絵の依頼で詐欺にあったあなたへ:法律的視点からのアドバイス
こんにちは。今日は少し重い話をしなければなりませんが、それは「詐欺」という非常に残念な経験についてです。最近、ある読者から「絵を依頼したら詐欺にあってしまった」という相談を受けました。私自身もエンターテイメント業界での経験から、こうしたトラブルには少なからず遭遇してきました。そこで、今回は具体的なケースをもとに、法律的な観点からのアドバイスをお届けします。
依頼についての背景
まずは、相談内容を振り返ってみましょう。フォロワー3000人の絵師さんに依頼したところ、前払い制で35000円を支払った後、音信不通になってしまったとのこと。アカウントが動いていないということは、あなた一人が無視されているわけではないようですね。これは非常に辛い経験です。私も何度か似たような状況に直面したことがあるので、その気持ちはよくわかります。
詐欺と認識する基準
詐欺について考える前に、そもそも何が詐欺にあたるのかを理解しておく必要があります。法律的には、詐欺は「他人を欺くことによって利益を得る行為」です。あなたの場合、絵師が約束した作品を提供せず、金銭を受け取ったまま連絡を絶ったため、詐欺と見なされる可能性があります。しかし、詐欺の証明にはいくつかの要素が必要です。
1. 意図的な欺瞞:相手が最初からあなたを騙すつもりだったかどうか。
2. 被害者の信頼:あなたがその絵師を信頼し、依頼をしたこと。
3. 結果としての損害:支払った金額を失ったという実際の損害。
泣き寝入りするしかないのか?
「泣き寝入りするしかないのか?」と考えるのは当然です。ですが、実はそうでもありません。まず、警察に通報することは一つの選択肢です。ただし、警察が動いてくれるかどうかはケースバイケースです。たとえば、あなたが被害を受けた金額が比較的小額であったり、相手が特定できない場合、警察が案件として取り上げないこともあります。
もしも警察が動かない場合でも、民事訴訟を起こすことも可能です。ただし、その場合は弁護士に相談することが必要です。弁護士は、あなたのケースを具体的に分析し、どのような対応が有効かをアドバイスしてくれます。
弁護士に相談する際のポイント
さて、弁護士に相談することを考えた場合、いくつかのポイントがあります。
1. 情報を整理する:あなたが持っている情報(振込先、依頼した経緯、連絡内容など)を整理しておくことが重要です。これがないと、弁護士も動きにくいですからね。
2. 相談内容を明確にする:何を求めているのか、返金や損害賠償を求めるのか、具体的に伝えることが大切です。
3. 弁護士との相性:最初に会った弁護士が合わないと思った場合、遠慮せずに他の弁護士にも相談してみてください。信頼できる人と一緒に戦うことが重要です。
結論:前に進むための一歩を踏み出そう
詐欺にあった場合、非常に気持ちが落ち込むものです。しかし、何もしないでいることは得策ではありません。まずは警察に相談し、次に弁護士に相談することをお勧めします。あなたが持っている情報を基に、遅かれ早かれ状況は改善する可能性があります。
私自身も、過去にエンターテイメント業界でのトラブルで悩んだことがありますが、行動を起こしたことで新たな道が開けました。信じる道を進んでください。そして、もしも再びアートやクリエイティブなプロジェクトに取り組む場合は、十分なリサーチとコミュニケーションを忘れずに。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。何か他に助けが必要なことがあれば、いつでもご相談くださいね。あなたが前に進むための一助になれれば嬉しいです。
