仕事のために許される範囲とは何か経験から考える

仕事のために許される範囲とは何か経験から考える

読者からの質問:
仕事のためなら、どんなことをしても許されるのでしょうか?私の経験をお話しします。

携帯ショップで、Amazonで1000円で買えるSDカードを5000円で勧めたことがあります。

また、派遣営業担当として、他の派遣社員よりも仕事量が多いので調整をお願いしたのですが、派遣先企業にはそのことが伝わりませんでした。

さらに、NTTを名乗る営業マンとして、代理店でありながら「NTTの方から来ました」と言って回線を売ることもありました。

仕事のためなら、どこまで許されるのか

仕事をする上で、どんなことをしても許されるのかというのは、常に考えさせられるテーマだ。特に、読者からの質問を読んでいると、自分の過去の経験が思い出される。私もいろいろな仕事をしてきたが、その中で感じたことをシェアしよう。

携帯ショップでのSDカードの提案

まず、携帯ショップでの出来事だ。ある日、私はお客さんにSDカードを勧めた。正直に言うと、Amazonで1000円で売っているものを5000円で提案した。お客さんは「高いですね」と言いながらも、私の説明に納得して購入してくれた。その時、心の中で「これ、本当に良いのか?」と葛藤があった。お金のためとはいえ、やっぱり自分の良心が痛む。とはいえ、その時の達成感は今でも忘れられない。

派遣営業の苦悩

次は派遣営業の経験だ。同じ派遣社員よりも仕事量が多くて調整をお願いしたのだが、派遣先企業にはそのことが伝わらなかった。「なんで誰も気づいてくれないんだろう」と思いながら、仕事を続けていた。ある日、上司に愚痴をこぼしたら、「君が頑張ってるからだよ」と言われて、ちょっと照れくさくなった。結局、誰かが気づいてくれるまで待つしかなかったのがもどかしい。

NTT営業のエピソード

そして、NTTを名乗る営業マンとしての経験もある。代理店で働いているにもかかわらず、「NTTの方から来ました」と言って回線を売っていた。お客さんの中には「本当にNTTの人なんですか?」と疑う方もいたが、私は「もちろん、NTTの品質を誇ってます」と自信満々に答えていた。正直、あの瞬間はドキドキしたけれど、何とか乗り切った。営業の世界は時に自分を偽らなければならないこともあるが、それがまた面白いとも感じた。

自分の境界線を見極める

こうした経験を通じて、仕事において自分がどこまで許されるのか、または許されてはいけないのかを考えさせられる。結果として、法律的には問題がある場合も多いが、感情的な部分でも葛藤がある。自分の良心と仕事の義務の間で揺れ動くことが多いと感じる。

皆さんも、自分の仕事の中でどんな経験をしたか、ぜひコメントで教えてほしい。お互いの経験をシェアして、より良い働き方を見つけていければいいなと思う。