読者からの質問:
保育士として13年目を迎えましたが、最近自信を失っている気がします。全学年のクラスを担当した経験はあるものの、後輩たちがどんどん成長していくのを見ていると、自分だけが足踏みしているように感じてしまい、劣等感に悩まされています。子育て中で短時間勤務のため、シフトで迷惑をかけているのではないかとも思い、自分の仕事の進め方に不安を感じています。子どもたちとしっかり向き合えていない気もして、落ち込んでしまいます。同じような経験をされた方がいれば、保育に対する前向きな考え方やアドバイスをいただけると嬉しいです。
自信を失っているあなたへ、心の声を届けたい
こんにちは!あなたの気持ち、すごくよくわかります。私も保育士としての道を歩んでいる中で、同じような不安を抱えたことが何度もありました。特に後輩たちがどんどん成長していく姿を見ると、自分だけが取り残されているように感じること、ありますよね。
一度、私が担当していたクラスで、子どもたちが「先生、みてみて!」と自分たちの作品を見せてくれたことがありました。小さな手で一生懸命に描いた絵や作った工作は、正直言って見た目は可愛らしいけれど、全然上手じゃなかった。でも、その瞬間、彼らの誇らしげな笑顔を見たとき、私は「この子たちのために、私は育ち続けなきゃいけない」と強く思ったんです。
短時間勤務の中での葛藤
子育てしながらの短時間勤務、特にシフトを組む際に周りに迷惑をかけているのではないかと心配になるの、すごく理解できます。私も子どもたちを預けるとき、いつもドキドキしながら「大丈夫かな?」って思っていました。そんな時、同じように子育て中の同僚から「私たちみんなで助け合っているから、気にしないで!」と言われたことがあり、少し心が軽くなったのを覚えています。
また、子どもたちと向き合う時間が少ないと感じるとき、無理に多くのことをしようとせず、彼らの一言や小さな仕草に目を向けてみてください。ある日、子どもが「先生、今日は何をするの?」と期待に満ちた目で聞いてきた時、私は「今日は一緒にお絵かきしようか」と答えました。その瞬間、彼らの目がキラキラ輝くのを見て、私もパワーをもらった気がしました。その小さなやり取りが、何よりも大切なんです。
自分を大切にすることの大切さ
劣等感を感じるのは、成長したいという気持ちの表れ。だから、自分に優しくしてあげることも大切です。私も、時々自分の好きなスイーツを食べすぎてしまったり、早く出勤しすぎて職場の前で待っていたりしますが、それもまた私です。完璧じゃなくていいんです。むしろ、そんな不完全さが魅力なんだと思います。
最後に、あなたの経験や気持ちをぜひコメントでシェアしてみてください。皆さんの素敵なエピソードやヒントが、きっと他の誰かを励ますきっかけになるはずです。一緒に保育を楽しみましょう!