読者からの質問:
保育士1年目です。降園時に、汚れ物が2つあるのに気づかず、1つしか保護者に返せませんでした。感染源になるため、園では洗うことができず、気づいてすぐに保護者に謝罪の電話を入れましたが、相手の声が明らかに不機嫌で「明日取りに行きます」と言われました。明日お会いした時にも改めて謝罪するつもりですが、1年間かけて築いた信用が崩れてしまったのではないかと不安です。最終確認が甘かったことを反省しており、自分の失敗ばかりが頭に浮かびます。失った信用を取り戻すために一生懸命保育をしたいのですが、仕事のことを考えると苦しくて息ができなくなります。どうしたらいいでしょうか。
保育士1年目の小さな失敗とその後
こんにちは！今日は、保育士としての1年目に経験したちょっとした失敗についてお話ししたいと思います。私も同じような状況を経験したことがあって、あなたの気持ちがすごくわかります。
私が保育士として働き始めた頃、ある日の降園時、子どもたちの汚れ物を確認するのをうっかり忘れてしまったんです。まさに、あなたが体験したことと同じように、2つあった汚れ物のうち1つしか保護者に返せなかったんです。その時の保護者の反応はというと、声のトーンが少し不機嫌で、「明日取りに行きます」と言われました。心臓がバクバクしました。
その夜、私は子どもたちのことや、保護者との信頼関係のことを考えながら眠れませんでした。「また、明日も同じように辛い思いをするのかな」と不安が募り、自己嫌悪に陥ってしまいました。私も1年かけて築いた信用が崩れてしまったのではないかと悩んでいました。
信頼を取り戻すための一歩
次の日、保護者に会った時、私は心を込めて謝罪しました。「本当にごめんなさい、最終確認が甘かったです」と伝えたところ、意外にも「そんなこともありますよ」と優しい言葉をかけてくれました。その瞬間、少しホッとしたのを覚えています。
その後、私は自分の反省を生かして、毎日の仕事にもっと真剣に取り組むことを決意しました。特に、子どもたちとのコミュニケーションや、保護者との関係をより大切にしようと思ったんです。そんな中で、子どもたちが笑顔で「先生、これ見て！」と言ってくれる瞬間が何よりも嬉しくて、少しずつ心の重荷が軽くなったような気がしました。
あなたも大丈夫
今、あなたが感じている不安や緊張はよく理解できます。私も同じように感じたことがありますから。でも、失敗は誰にでもあるものですし、そこから学ぶことが大切です。保護者との信頼関係は、一度の失敗で崩れるものではありません。むしろ、その後の誠意ある行動が信頼を深めるきっかけになることもあります。
あなたも自分を責めずに、少しずつ前を向いてみてください。もし、何か心配なことや悩みがあったら、ぜひコメントで教えてくださいね。私たちはみんなで支え合いながら成長していける仲間ですから！あなたの経験やアドバイスも聞かせてもらえたら嬉しいです。
