読者からの質問:
妊娠8週目です。正直なところ、妊娠を心から喜べていません。保育士として働いているのですが、子どもに対して特別な愛情を感じることが少なく、「子どもってこんなもの」という冷静な目で見ている自分がいます。そのため、自分が子どもを産んでも成長に感動できる気がしません。
また、保育士としての立場から、保育園での子どもたちや保護者のこともよく知っています。自分が良い保護者になれるとは思えず、保育士だとバレたくない気持ちもあります。
こんな私が母親になっていいのか、自由な時間がなくなることや寝不足になることが本当に大丈夫なのか、とても不安です。つわりがあるせいでネガティブになっている部分もありますが、祝福されると「ありがとうございます」と返さなければならない気持ちもあります。最悪、流れてしまったらどこかホッとする自分を想像してしまいます。
母性が欠けているのではないか、自分がまだ大事なのではないかと考えています。職場には子ども好きな人が多く、彼は真剣に大切にしてくれるので、本心を語れずに一人で抱え込んでいます。子どもへの義務は果たすつもりですが、同じような気持ちの方や、産んだら変わったという体験談を聞かせていただけると嬉しいです。このままの心境で妊娠生活を過ごすことが一番の不安です。
心の葛藤と向き合う妊娠生活
妊娠8週目のあなたが感じている葛藤、私もとてもよくわかります。妊娠が進むにつれて、心の中にある様々な感情が渦巻いているのですね。私も若いころ、妊娠のニュースを聞いたときは、嬉しさよりも不安が勝ってしまったことがありました。特に、母親としての自信が持てず、果たして自分が本当にこの子を愛せるのか、育てることができるのか、心配ばかりでした。
心の中の冷静な目
保育士としての立場から、子どもたちを冷静に見つめるあなたの姿勢、実はとても素晴らしいと思います。私も子どもが好きで保育園でボランティアをしていたことがありますが、子どもたちの無邪気な笑顔や、時には予想外の行動に驚かされたり、笑ったりする瞬間が本当に愛おしく感じました。しかし、あなたが感じている「子どもってこんなもの」という冷静さ、理解できます。時には、子どもたちの行動に疲れを感じることもありますからね。
私も妊娠中、友人たちが「子どもが生まれたら感動するよ!」と言うたびに、「本当にそうなるのかな?」と不安に思ったことが何度もありました。実際、出産してみると、期待していた感動とはちょっと違う瞬間もありました。赤ちゃんが生まれた瞬間、確かに感動はあったけれど、夜泣きやおむつ替えの連続で思わず「これが幸せなのか?」と自問自答することもありました。
自分の気持ちを大切に
流産のことを考えるのも、とても自然な感情です。私も妊娠初期は、流れてしまったらどうしようと心配していました。そんな中でも、自分の気持ちを大切にすることが大事だと気づきました。「母性が欠けているのでは?」と自分を責める必要はありませんよ。実際、母親になってからの私も、子どもを育てながら自分のことを大切にすることができました。自分も大事にしつつ、子どもにも愛情を持つことができるんです。
最後に、周りの友人たちや同僚と気持ちを共有することも大切です。あなたと同じような気持ちを抱えている人は必ずいます。ぜひ、みんなで支え合って、あなた自身の妊娠生活を楽しんでほしいです。
もしよかったら、あなたの気持ちや経験をコメントでシェアしてもらえたら嬉しいです。私たちのストーリーでお互いに励まし合いましょうね。