子供が約束を守れない理由と親ができる対策とは

子供が約束を守れない理由と親ができる対策とは

悩みの共有

読者さん: 子供が約束を守らないことで悩んでいます。小学五年生の子が、その場では謝ったり次はこうすると言うのに、全く行動が伴いません。
何度も同じことを繰り返していて、もう数ヶ月もこの状態が続いています。私も旦那も疲れてしまいました。旦那は約束を守れないことに対して怒り、家にいる必要がないと言っています。どうしたら、約束を守ることや、破った場合には謝ることができるようになるのでしょうか?信頼関係が崩れることを何度も伝えてきましたが、状況は変わりません。どうすればいいのか、アドバイスが欲しいです。

もえ: まずは、そのお子さんのことを心配されていること、自分自身も悩んでいることがすごく伝わってきます。約束を守らないことが続くと、親としてはとても辛いですよね。お子さんはどんな約束を守れないことが多いのでしょうか?具体的に教えてもらえますか?

具体的な状況の理解

読者さん: 例えば、宿題をちゃんとやるという約束や、友達と遊びに行くときの時間を守ることなどです。最初は「分かった」と言うのに、その後はすっかり忘れてしまったり、遊びに夢中になって遅れてしまったりします。

もえ: それは確かに、子供にとっても大切な約束ですね。お子さんは小学五年生とのことですが、その年代は友達や遊びが本当に大事な時期ですし、ついつい忘れてしまうこともあるかもしれません。ただ、何度も同じことが続くと、親としてはどうすればいいのか悩むのも無理はありませんね。

親のアプローチについて

読者さん: そうなんです。旦那もすぐに怒ってしまって、解決にならないと感じています。私も優しく接したいと思うんですが、どう接するのが一番いいのか分からなくなっています。

もえ: それ、すごく分かります。私も子どもが小さい頃に同じような経験がありました。怒ってしまうと、子供も萎縮してしまうし、かえって逆効果になってしまうことがありますよね。まずは、「なぜ約束を守れないのか」という理由を一緒に考える時間を持つといいと思います。お子さんは忙しくて忘れているのか、それとも何か別の理由があるのか、聞いてみることから始めてみませんか?

対話の重要性

読者さん: なるほど。確かに、どうして守れないのかを聞いてみたことはありませんでした。子供の気持ちを理解することが大切なんですね。

もえ: そうなんです。親としては「約束を守ることは大切だよ」と教えたいと思いますが、お子さんにとってはそれがどういう意味を持つのかを一緒に考えることが重要です。お子さんがどう感じているのか、普段の生活で何が難しいのかを聞くことで、より深い理解が得られるかもしれませんよ。

一緒に解決策を考える

読者さん: 具体的にどうやって話を切り出せばいいでしょうか?

もえ: たとえば、「最近、宿題のことを約束したけど守れなかったね。どうしてそうなったと思う?」といった感じで、優しく切り出してみると良いかもしれません。お子さんがその理由を話してくれたら、次にどうすればいいか、一緒に考えるのもいいと思います。「宿題を忘れないために、何か工夫できることはあるかな?」などの質問をしてみるのもおすすめです。

機会を与えることの重要性

読者さん: 子供が自分で考える機会を与えるのですね。実際にどんな工夫ができるか、具体例を教えてもらえますか?

もえ: もちろんです。例えば、宿題をする時間を決めて、その時間にアラームをかけるとか、宿題の場所を決めておくことで常に目に入るようにするなどです。また、カレンダーを使って約束を可視化するのも良い方法です。お子さんが「これをやるべき時間」というのを自分で意識できるようになりますよ。

感情の共有と信頼関係の構築

読者さん: 宿題の時間を決めたり、カレンダーを使ったりするのは良いかもしれません。でも、旦那にそのことをどう説明すればいいのか悩んでいます。

もえ: ご主人にそのアイデアを伝えるときは、「最近、私たちのアプローチを少し変えてみようと思って。お子さんと一緒にどうすれば約束を守れるか考えてみるつもりだよ」と提案するのが良いかもしれません。夫婦で協力して、お子さんをサポートしていく姿勢もすごく大切ですし、旦那さんも少しずつその考えに共感してくれるかもしれませんよ。

最後に振り返り

読者さん: 今日は本当にありがとうございました。お子さんとの接し方や、旦那とのコミュニケーションの仕方について、色々と考えさせられました。

もえ: こちらこそ、お話ししてくれてありがとうございます。大変な時期だと思いますが、少しずつお子さんと向き合いながら、信頼関係を築いていけるといいですね。どんな小さな成功でも、一緒に喜ぶことが大切です。これからも応援していますよ!

読者さん: ぜひ、実践してみます!ありがとうございました!

もえ: どういたしまして!また何かあったらいつでも相談してくださいね。あなたの気持ちを大切にしながら、一緒に頑張りましょう!