読者からの質問:
母が亡くなった後、遺産相続について不安を感じています。実は、母が私に内緒で妹に土地を全部あげてしまったようで、母が持っていた5件の土地のうち4件は妹名義、1件は妹の旦那名義になっています。母が遺言書を残していない場合、私は財産をもらう権利があるのでしょうか？妹が頭が良くて勝てる気がしないのですが、弁護士や司法書士に相談するのが良いのでしょうか？どちらに頼むべきかも知りたいです。また、土地についてはもう争うことができないのでしょうか？わかりやすく教えていただけると助かります。
相続の不安、どう解消する？
母を亡くした後の遺産相続についての不安、よくわかる。私も身近な人を失った経験があるから、その心情は痛いほど理解できる。特に、遺産に関する状況が複雑だと、なおさら不安が募るよね。
まず、あなたの母が遺言書を残していなかった場合、法定相続人としての権利がある。法定相続人というのは、民法で定められた相続人のことで、通常は配偶者、子ども、親などが該当する。あなたは妹とともに母の相続人であるため、遺産を相続する権利がある。
ただし、母が生前に妹に土地を譲渡した場合、その土地は妹の名義となっているから、今からその土地を取り戻すのは難しいかもしれない。法律的には、贈与が成立していると考えられるからだ。兄弟間の争いは時に感情的になるけれど、冷静に考えたいところだね。
弁護士と司法書士、どっちに相談すべきか
次に、弁護士か司法書士に相談するかという点だが、これは状況による。遺産相続に関する法的なアドバイスや争いが予想される場合は弁護士が適している。特に、相続に関する訴訟を考えているなら、弁護士が心強いパートナーになるだろう。
一方、相続登記や遺産分割協議書の作成など、手続きに関することがメインなら司法書士でも十分だ。私も以前、司法書士に手続きをお願いしたことがあるが、彼のスムーズな対応に感心したことを思い出す。やっぱり専門家の知識は頼りになるよね。
土地の争いはまだ可能？
土地について争うことができるかどうかだが、基本的にはすでに名義が移っている以上、争うのは難しい。しかし、母の意思を尊重したい場合や、何か特別な事情がある場合は、弁護士と相談してみる価値がある。彼らはあなたの状況を詳しく聞いた上で、どのように動くべきかアドバイスしてくれるだろう。
最後に、私自身も相続問題に直面したことがあるから、あなたの不安な気持ちは本当によくわかる。もし何か具体的なエピソードや質問があれば、ぜひコメントで教えてほしい。お互いの経験を共有して、少しでも心が軽くなればいいなと思う。
