読者からの質問:
私は小5の時から父親がいない母子家庭で育った女子高生です。今は高校三年生です。父親がいなくなってから約7年が経ちますが、正直なところ、父親に対して良い印象が持てず、いない方が良かったと思っています。でも、時々、4人家族で幸せに暮らしていた頃を思い出して、あのまま続いていたらどうなっていたのかと考えると、涙が出てきます。引っ越しの際に大事なものをほとんど前の家に置いてきてしまったので、思い出の品もほとんど残っていません。
現在は寮に住んでいて、お小遣いもなく、長期休みの時だけバイトをしています。そのお金で生活をやりくりしています。バイトは母の職場の近くで、普段は一緒に行っていますが、休みになると送り迎えを頼むのが申し訳なく感じてしまいます。免許を取るためのお金も必要なので、母に頼むのも気が引けます。
母がどれだけ苦労してきたのか、今になってしみじみ感じています。母が頑張っているのは本当に分かるのですが、他の家庭と比べてしまうと惨めに感じてしまいます。友達の悩みが私には贅沢な悩みに思えることもよくあります。同部屋の子が「整形したいから韓国に行く」とか「お小遣いは月3万くらい」と話しているのを聞くと、どうしても差を感じてしまいます。
長文を読んでくださり、ありがとうございました。特に質問はないのですが、同じような状況の方がいればお話を聞かせていただきたいです。また、どうやってこの状況を乗り越えたのか教えてもらえたら嬉しいです。
あなたの気持ちに寄り添って
こんにちは!あなたのメッセージを読んで、すごく心が痛みました。私も若い頃、家族のことでいろんな葛藤を抱えていたことがあるから、少しでもあなたの気持ちに寄り添えたらいいなと思っています。
私も小さい頃、家族の事情でバタバタしたことがあったんです。ある日、母と一緒にスーパーに行ったとき、私が欲しかったお菓子を見つけたんですが、値札を見て「高いなぁ」と思ってあきらめたことがありました。その時、母が「今日は特別に買ってあげるよ」と言ってくれて、嬉しくて涙が出そうになったのを覚えています。そんな小さな瞬間でも、母の愛情を感じることができたんです。
あなたの思い出を大切に
あなたが抱えている「父親の存在」や「過去の思い出」について、きっと苦しい時も多いと思います。私も、何かの拍子に昔の楽しかった瞬間を思い出したり、逆に切なくなったりすることがありました。でも、そんな思い出は大切な部分でもあると思うんです。あなたが大事にしている感情を否定せず、自分の中に受け入れてあげてほしいです。
私が特に思い出に残っているのは、友達と一緒に過ごした夏休みでした。みんなで公園に集まって、スイカを食べながら笑い合ったり、夜には花火をしたり。今考えると、贅沢な時間だったなぁと思います。そんな瞬間があるから、頑張れるんですよね。
今をどう乗り越えるか
あなたが今感じている「惨めさ」や「不安」は、きっと多くの人が経験することだと思います。特に、友達の生活と比べてしまう気持ち、よくわかります。でも、あなたの人生にはあなたにしかない素晴らしいストーリーがあるはずです。もしかしたら、今の状況が将来のあなたにとって大きな力になるかもしれません。
寮生活やバイトを通じて、母の大変さを実感することは、あなたがどれだけ成長しているかを示しています。私も、母と一緒に働くことができた時期があって、その経験が本当に貴重でした。お互いに支え合いながら、一緒に乗り越えていくことができるのが家族の強さだと思います。
あなたの物語を聞かせて
最後に、あなたの思いを少しでも楽にするために、周りの人と話してみるのも良いかもしれません。似たような状況の人がいることを知るだけでも、心が軽くなることがありますよ。ぜひ、コメント欄であなたの経験や思いをシェアしてみてくださいね。みんなで支え合っていけたらいいなと思います。私もこれからも頑張りますので、一緒に乗り越えていきましょう!