読者からの質問:
娘がきょうだい児になってしまったことに悩んでいます。現在3歳の息子と1歳の娘がいて、息子が自閉症と診断されました。知識が全くなく、自閉症について調べる中で「きょうだい児」という言葉を知りました。息子が少しでも生きやすい環境を整えようと療育などに取り組んでいますが、娘の心のことも心配です。
まだ1歳の娘は、今は3歳の息子中心の生活ですが、将来的に息子に手がかかることが多くなるのではないかと思っています。親としては、娘に息子のことで迷惑や嫌な思いをさせたくありません。自閉症についての本はたくさんありますが、きょうだい児についての情報はあまりありません。
今後、娘にはどのように接したらいいのでしょうか?実際にきょうだい児としての経験がある方から、嫌だったことや嬉しかったことなどのアドバイスがあれば助かります。息子にも娘にも申し訳なくて、気持ちが落ち込んでいます。
きょうだい児としての思い
こんにちは!あなたの気持ち、とてもよくわかります。私も子育てをしながら、いろんなことを考えています。特に、息子さんが自閉症と診断されたことは、親として本当に心配ですよね。その中で、1歳の娘さんのことも気にかけているあなたの気持ち、健気で素敵です。
自閉症について調べる中で「きょうだい児」という言葉に出会ったとのこと。私もこの言葉を知った時、少し心が軽くなった気がしました。実際、私はきょうだい児として育った経験があります。私の兄は発達障害を抱えていて、時にはそのことで辛い思いをしたこともありました。しかし、思い返すと、嬉しかった瞬間や特別な絆もたくさんありました。
嬉しかったこと、辛かったこと
私が特に覚えているのは、兄が私のことをとても大切に思ってくれていた瞬間です。ある日、兄が私の誕生日に手作りのプレゼントをくれたことがありました。それは、彼が一生懸命描いた絵でした。私にはその絵が特別で、今でも大切にしています。兄の愛情を感じた瞬間でした。
もちろん、時には辛いこともありました。兄が周りと違う行動をすることで、学校でからかわれたり、私も一緒に困惑したことがありました。でも、私たちの家族はその経験を通じて、お互いに支え合う力を育んだように思います。
娘さんへの接し方のヒント
さて、あなたの娘さんへの接し方ですが、まず大切なのは、彼女にも特別な存在であることを伝えることです。息子さんに手がかかることが多くなるかもしれませんが、娘さんには「あなたも大切な家族の一員だよ」と何度も伝えてあげてください。小さな言葉でも、彼女の心に響くはずです。
また、娘さんと1対1で過ごす時間を作ることも良いアイデアです。たとえば、息子さんが療育に行っている間に、娘さんと公園に行ったり、お絵かきをしたりするのも良いですね。彼女にとって、ママとの特別な時間ができると、自信を持つきっかけになるかもしれません。
私たちの家族のストーリー
私も、時には「もっと頑張らなくちゃ」と自分を追い込むことがあったけど、子どもたちの笑顔や、小さな成長を見つけることで、心が軽くなりました。おやつの時間に一緒にスナックを食べて、思わず顔を見合わせて笑った瞬間は、何にも代えがたい宝物です。
あなたも、何か特別な瞬間があれば、ぜひシェアしてください。お互いに励まし合える場を作りましょう!どんな小さなことでも、あなたの経験や気持ちをコメントで教えてくださいね。私たちが一緒に支え合うことで、少しでも心が軽くなれば嬉しいです。