読者からの質問:
芸能人って身内には甘いと思いますか？さっきミスターサンデーを見ていたんですが、橋下さんが中居さんを擁護しているとき、他の人たちとの間に緊張感があったのに、フジテレビの幹部の話題になった途端、全員で一斉に批判しているのが印象的でした。なんだか分かりやすいなと思いました。
芸能人と身内の甘さについて
最近、ミスターサンデーを見ていた友人から、「芸能人って身内には甘いんじゃない？」という話があった。特に中居さんの件での橋下さんと古市さんの発言が印象的だったらしい。私もその話を聞いて、ふと考え込んでしまった。
私が司法書士の事務所でアルバイトをしていると、いろいろな法律問題に触れることが多い。そんな中で、芸能人の発言や行動がどれほど影響力を持つかを、日々実感している。特に、性暴力の問題に関しては、法律的にも社会的にも非常にデリケートな部分がある。だからこそ、報道の仕方やコメンテーターの発言には敏感にならざるを得ない。
身内に甘い？それとも社会の構造？
友人が言っていたように、芸能人やその周囲の人々が身内に甘いというのは、ある種の社会的な構造を反映しているのかもしれない。中居さんの件では、みんなが慎重な言葉を選んでいたのに、フジテレビ幹部の話題になると急にトーンが変わるなんて、確かに不思議だ。これは、身内を守ろうとする心理が働いているのか、それとも社会全体が抱える問題の構造なのか。
私も時々、同じような感覚を抱くことがある。特に、法律の仕事をしていると、時には「加害者側の視点」に立たざるを得ない場面もある。依頼者を守るためには、時には厳しい現実を受け入れなければならない。しかし、被害者の視点を忘れてはいけない。法律は弱い立場の人を守るためにあるべきだと思っているからだ。
報道の“正義”は誰のため？
報道が誰のための“正義”かを考えると、もっと多くのことが見えてくる。特に、メディアがどのように情報を伝えるか、そしてその情報がどう受け取られるかは、社会に大きな影響を与える。友人が言っていたように、「なんでメディアもコメンテーターも、影響力のある人や局の意向にだけ気を使って、被害者の側には向いてないの？」という疑問は、私も非常に共感する。
実際、私もネットでフジテレビやコメンテーターを批判することがあるが、自分自身もその一部であることに気づく瞬間がある。結局、誰かを裁くことで自分が正しいと思いたい、そんな心理が働いているのかもしれない。だからこそ、私たちも冷静に考える必要がある。
あなたの意見を聞かせて
こんな風に考えていると、法律や報道、社会の構造について、もっと深く掘り下げてみたくなる。あなたはどう思う？芸能人やメディアの報道について、何か感じることがあったら教えてほしい。私たちは、共に考え、学び合うことで、少しでも社会を良くする手助けができるかもしれない。コメントであなたの意見や体験をシェアしてくれると嬉しい。
