読者からの質問:
被害者なのに笑顔でいると、嘘をついていると思われるのでしょうか？PTSDや性暴力の被害について、見えない傷がなぜ疑われるのか、考えています。
最近、フジテレビと中居正広さんの件で、X子が誰かという憶測が広がっていますが、特に渡邊渚さんではないかという話が多いです。彼女の表情や活動が証拠として扱われているのを見て、違和感を感じています。
被害者が「私たち付き合ってるんだよね？」と確認するメールを送ることはあり得ないとか、笑顔で活動しているからPTSDではないという意見を見かけましたが、それが本当に正しい判断なのか疑問です。
性被害を受けた人が、怖くて逆らえずに笑顔で対応したり、相手を怒らせないように柔らかいメールを送ることは実際にあると思います。従順・懐柔反応という心理反応は、PTSDの一つの現れ方とも言われています。
私の知人にも、被害に遭った直後は普通に振る舞っていた人がいましたが、後に深刻なPTSDを発症し、その笑顔が無理をしていたことを知って胸が痛みました。被害の重さは外から見えないことが多いと感じます。
それでも、「笑顔だから嘘をついている」「病気のふり」と決めつける声が大きい現実があります。週刊誌の記述を見て、同意があったのではないかと思いたくなる気持ちも分かりますが、恐怖からくる従順さや、その場で生き延びるための演技の可能性も考えられます。
この事件の真相は外部からは分からないと思いますが、「PTSDの人はこうであるべき」「被害者ならこうはしない」という固定観念に当てはめるのは危険だと感じます。
普通
被害者に対する理解の重要性
最近、友人とお茶をしながら、性暴力やPTSDについて話していたんです。彼女が「被害者が笑顔でいると、周りから嘘だと思われることがあるよね」と言った時、思わず頷いてしまいました。私もそう感じていたからです。特に、見えない傷を抱える人たちに対する理解が薄い現実があると思います。
笑顔の裏に隠れた痛み
私の知人にも、被害に遭った直後は普通に振る舞っていた人がいました。彼女が笑顔で接している姿を見て、何も知らない私は「大丈夫なんだ」と思ってしまった。でも、後になって彼女が深刻なPTSDを発症したと聞いて、胸が痛くなりました。その時の笑顔は、無理をしていたものだったんだと気づかされたんです。
性暴力やPTSDの話題が出ると、どうしても「こうあるべき」という固定観念がついて回ります。でも、実際には人それぞれの感じ方や反応があるはず。私たちはその違いを理解し、受け入れる必要がありますよね。
周囲の反応とその影響
最近のフジテレビの件でも、被害者が笑顔でいると「嘘をついている」と思われる風潮があるのが気になります。特に、被害者の表情や活動が証拠として扱われることには、正直違和感を覚えます。私たちが思う「被害者らしさ」とは何なのか、改めて考えさせられます。
例えば、ある人が「笑顔だからPTSDじゃない」と言ったとしたら、その人は被害者の立場を理解していないのかもしれません。実際には、恐怖から笑顔を作ることはあるし、その裏には多くの葛藤があるんです。
私たちにできること
このような話を共有することで、少しでも周囲の理解が深まればいいなと思います。周りの人が「被害者はこうあるべき」と決めつけてしまうと、ますます声を上げられなくなるかもしれません。だからこそ、私たちはもっとオープンに話し合うことが大切だと感じるのです。
私自身も、まだまだ勉強しなければならないことがたくさんあります。あなたはどう思いますか？何か経験や考えをシェアしてくれたら嬉しいです。お互いに理解を深めていきましょう！
