読者からの質問:
60代半ばの母が、30代の私たち兄弟に毎日大量の父の愚痴をLINEで送ってきます。内容は「今、昼ごはんで〇〇を作ったら〜〜と言われた」とか「今〇〇と言ったら〜〜って言われた」といった、リアルタイムの出来事ばかりです。母は友達がいなく、物心ついた頃から父の悪口を私たちに言い続けており、完全に私たちにストレスを吐き出すことに依存しています。
私たちが母の愚痴について指摘すると、「〇〇が私を悪者にしてくる!」とヒステリックになります。少しの愚痴なら構わないのですが、昔から会話は父や親戚の愚痴ばかりで、毎日大量の愚痴を聞かされるのは正直疲れます。毎回、愚痴のLINEが来るたびに、気分がどんよりしてしまいます。
皆さんはこういう状況のとき、どう対処していますか?縁を切るべきでしょうか?母には愚痴をほどほどにして、自分の人生には責任を持って生きてほしいと思っています。
母の愚痴にどう向き合うか?
皆さん、こんにちは。今日は、少し重いテーマかもしれませんが、私たちが直面するかもしれない「親の愚痴」についてお話ししたいと思います。特に、あなたのように兄弟でお母様の愚痴を受け止めなければならない立場の方にとって、心の負担は計り知れないものです。
背景と現状
あなたのお母様の状況、少し理解できる部分があります。年齢的に、または生活環境的に、愚痴を吐き出す相手が不足していることは、特に高齢者にとっては大きな孤独感をもたらすものですよね。友達がいないというのは、精神的に非常に厳しい状況です。そのため、あなたたち兄弟に愚痴を向けることで、少しでも自分の感情を整理しようとしているのかもしれません。
私自身、母が愚痴を言ってくる時期がありました。特に私が20代の頃、母は仕事を辞め、生活の基盤が崩れていく中で、私にその不安や愚痴を訴えていました。最初は親子だから聞くのが当然だと思っていたのですが、段々とストレスが蓄積されていくのを感じました。
愚痴の受け止め方
まず、愚痴をどう受け止めるのか、考えてみましょう。愚痴には、2つの側面があります。一つは、話すことによって自分の気持ちを整理するという側面。そしてもう一つは、聞き手にとっては負担になることがあるというデメリットです。
このような状況の中で重要なのは、あなた自身のメンタルヘルスです。愚痴を聞くことで心がどんよりしてしまうのであれば、そのことをお母様に伝えなければなりません。ただし、伝え方には工夫が必要です。例えば、「お母さんの気持ちも大切だけど、私も少し息抜きしたいな」とか、「他の話題も交えてみようか」といった提案をすることが効果的です。
具体的な対処法
1. 制限を設ける: お母様に愚痴の頻度を制限することを提案してみてください。「週に何回かは愚痴を聞くけど、それ以外の日は一緒に楽しい話をしよう」といった形です。これにより、少しでもお母様が新しい話題を持ち出すきっかけになるかもしれません。
2. 代替手段を提案: お母様が愚痴を言う相手を増やすために、地域のサークルや趣味の教室に参加することを勧めるのも良いでしょう。「最近、〇〇の教室が楽しいって聞いたから、一緒に行ってみない?」と誘ってみるのも一つの手です。
3. 自分の感情を表現する: 愚痴を聞くことが辛いという気持ちを、お母様に伝えることも重要です。「お母さんのことを心配しているけれど、私も少し疲れてしまっている」と正直に伝え、自分の感情を大切にしましょう。
実際に試したエピソード
私も以前、母の愚痴が多すぎて困った時期がありました。ある日、「今日は何を話そうか?」と尋ねたところ、母は愚痴が始まってしまいました。それを聞いていると、次第に私の心が重くなり、思わず、「お母さん、今日は他の話をしようよ!」と言ってしまったことがありました。すると、最初は驚いた顔をしていましたが、「そうね、じゃあ最近の〇〇の話でもしようか」と切り替えてくれたのです。これがきっかけで、少しずつ愚痴以外の会話も増えていきました。
まとめと行動の提案
最後になりますが、あなたの心の平和を守ることが最優先です。お母様の愚痴を聞くことは、時には愛情の一環ですが、自分が疲れてしまっては本末転倒です。少しずつでもコミュニケーションの質を向上させる努力をしてみてください。
また、もし愚痴が続くようであれば、カウンセリングを受けることを検討するのも良いかもしれません。心の専門家に話すことで、あなた自身が楽になるだけでなく、お母様の愚痴に対する耐性がつくかもしれません。
読者の皆さんも、似たような経験があればぜひシェアしてくださいね。あなたのストーリーや対策が、他の方の助けになれば嬉しいです。

