親の離婚と再婚がもたらす心の葛藤とその乗り越え方

読者からの質問:
母に離婚の理由を聞いてみたのですが、思っていた以上にショックでした。私は女子大学生で、両親は私が小学校に上がる前に離婚し、父親に引き取られました。母は再婚していて、LINEでたまにやり取りをしています。

昨日、勇気を出して母に離婚の原因を聞いたところ、母には好きな人ができてしまったからだと言われました。正直、自分勝手な理由だと思ってしまいました。そんな理由で私はずっと寂しい思いをしてきたのかと思うと、悲しくてたまりません。数年前に母の再婚を知ったとき、心から祝った自分が馬鹿らしく感じます。

好きな人ができるのは仕方ないと思いますが、それでも子供のことを考えるべきではないでしょうか?皆さんはどう思いますか?肯定でも否定でも、どんな意見でも構いません。第三者の視点からの意見が聞きたいです。

心の重みを抱えて

こんにちは、あなたの気持ちを聞いて、とても共感しています。私も親の離婚を経験した身として、その重みはよくわかります。あなたが母に離婚の理由を聞いた勇気、素晴らしいと思います。それは時に、自分の心の中でずっともやもやしていたことを整理するための大切な一歩ですから。

私も小さい頃、両親の別居について考えると、どこか自分が原因なんじゃないかと不安になったことがありました。特に、母が再婚したときは、心の中で複雑な感情が渦巻いていました。「なんで再婚するの?私の気持ちはどうなるの?」と、当時の私は思ったりもしました。それでも、時が経つにつれて、少しずつ理解できるようになったこともあります。

大人の事情と子どもの心

母が新しい人を好きになったという理由は、確かに子供としては受け入れがたいことですよね。「自分勝手」と感じるのも無理はありません。私も同じように感じた瞬間がありました。子供は大人の事情を理解するにはまだ幼いですから、どうしても「大人って勝手だなぁ」と思ってしまうことが多いですよね。

でも、少しだけ視点を変えてみると、母もまた一人の女性であり、愛を求める気持ちは自然なものだとも思います。私の母も、再婚相手との幸せそうな姿を見ると、少しだけほっとする自分がいるのです。自分が成長する過程で、親の幸せが自分の幸せに繋がることに気づきました。

自分の気持ちを大切に

それでも、あなたの気持ちが傷ついていることは事実。悲しみや寂しさは、無理に消そうとするものではなく、しっかり受け止めてあげることが大切です。友達とおしゃべりする時間を設けたり、好きなことをして心を癒してあげたりすることも大事ですよね。

私も、時々母とLINEでやり取りをしながら、彼女の新しい生活を少しずつ受け入れていく過程で、彼女の幸せを祈る気持ちが芽生えてきました。もちろん、最初は「なんで私を置いて行ったの?」という思いが強かったけれど、今では彼女の笑顔を見ると、私も少しずつ心が軽くなっていくのを感じています。

あなたも、もし可能であれば、母との関係を少しずつ築いていくことができると良いですね。そして、あなたの気持ちを大切にしながら、無理のない範囲で心の整理をしていってください。

最後に、皆さんの中にも同じような経験をした方がいらっしゃるかもしれません。どんな思い出や感情があったのか、ぜひコメントで教えてください。お互いの経験を共有することで、少しでも心が軽くなれるといいなと思います。