読者からの質問:
60代の定年退職した父が、譲渡会で猫を飼いたいと言っておきながら、全然世話をしてくれません。私がほとんど世話をしている状態です。猫が鳴いても無関心で、「猫は世話をしなくていいから」と言って、特に世話をしようとしません。躾も感情的で、猫を物のように扱っているように見えます。これはどういう心理なのでしょうか？
猫と父、そして心の距離
こんにちは、皆さん！今日はちょっと心にひっかかるお話をしようと思います。というのも、ある読者からの質問が私の心に響いたからです。60代の定年退職したお父様が、譲渡会で猫を飼いたいと言ったものの、その後の世話はほとんどあなたがやっているということ。そして猫への扱いが少々冷たいと感じるということです。これ、どういう心理なんでしょうか？
父と猫の関係、そして私の経験
私も以前、実家で父と一緒に猫を飼っていたことがあります。父は猫が好きで、いつも「猫はいいね〜」なんて言っていたのを覚えています。でも、実際に飼い始めると、結局私が世話をすることが多かったんです。猫が鳴く声に無関心だったり、猫を物のように扱ったりするのは、私も見てきました。その気持ち、すごくわかります。
お父様が猫を飼いたいと言った理由は、もしかしたら「癒し」が欲しかったのかもしれません。年齢を重ねていくと、孤独を感じたり、何かに寄り添ってほしいと思ったりしますからね。しかし、実際に猫を飼うとなると、世話が必要で、予想以上に大変だということを理解していなかったのかもしれません。
猫は物ではない
「猫は世話をしなくていいから」という言葉には、少し驚きました。猫は確かに自由気ままな生き物ですが、「世話をしなくていい」というのはちょっと違いますよね。猫も感情を持っていて、愛情を感じる生き物なので、無関心な態度が続くと、猫はストレスを感じてしまうんです。
私も猫を飼っていたとき、しっかり愛情を注ぐように心掛けました。猫が鳴いているときは、その理由を理解しようとしたり、遊んであげたりしました。やっぱり、猫との信頼関係が大事だと思うんですよね。
父の心理とは？
では、お父様の心理を考えてみましょう。もしかしたら、父親としての役割が「世話をする」ことではなく、「飼い主」としての立場を持ちたいという気持ちが強いのかもしれません。特に年齢を重ねると、自分の思う通りに物事を進めたいという気持ちが強くなることがあります。
また、猫を飼うことによって、家に新しい何かが加わることへの期待もあったかもしれません。しかし、実際には世話が大変で、自分の思っていた「癒し」とはかけ離れた現実に直面したのかもしれません。
どうすればいいの？
さて、ここからが実際のアドバイスです。お父様とのコミュニケーションが大切です。まずは、猫が鳴いている理由を一緒に考えてみて、「この子も愛情が必要なんだよ」ということを伝えた方がいいかもしれません。具体的には、猫の行動を観察しながら、例えば「猫がこんな風に甘えてくるのは、寂しいからなんだ」といったことを話してみると良いでしょう。
また、猫の世話を一緒にする時間を作るのもおすすめです。一緒に餌をあげたり、遊んだりすることで、少しずつお父様にも猫への愛情が芽生えてくるかもしれません。私も、父と一緒に猫と遊んでいるときは、なんだか楽しかったなあと思い出します。
まとめ
最後に、猫との生活は本当に素晴らしいものです。しかし、それにはやっぱり愛情が必要です。まずはお父様とのコミュニケーションを大切にし、猫のことを一緒に考えてみてください。猫もお父様も、きっと新しい関係を築くことができるはずです。
私も子育てに追われながら、時々振り返ることがあります。「もっと愛情を注いであげればよかったな」とか「家族みんなで楽しむ時間を作ればよかったな」と。だからこそ、今この瞬間を大切にして、猫との生活を楽しんでくださいね。
それでは、また次回！みんなの猫ライフが素敵なものでありますように！
