読者からの質問:
最近、子供のものをお母さんが自分の好みで選ぶことが多い気がします。この間、子供向けのキラキラデコレーション体験のお手伝いをしたのですが、子供たちは動物や食べ物のカラフルなモチーフを選んでいるのに、お母さんは「可愛くない、こっちにしなさい」と言って、勝手に材料を戻してシンプルな淡い色の花やリボンを用意していました。その結果、子供は泣きながら作業を続けていました。
また、子供服のお店で働いているのですが、同じ値段・同じサイズの服で、子供はプリキュアの服が欲しいと言っているのに、親は「だめ、こっちにして」と無地のシンプルな服を強制的に選ばせていました。
私の周りだけのことなのでしょうか？皆さんはどう思いますか？
子供の選択と親の好み、どこまでが正しいのかな？
最近、あなたの質問を読んでいて、ふと昔のことを思い出しました。私も子供たちを連れてお買い物する時、つい自分の好みを押し付けてしまうことがあるんです。特に子供服やおもちゃを選ぶときは、どうしても「これが可愛い」と思ってしまって、子供の好みを忘れがちになってしまうことがあります。
ある日、子供たちと一緒にお菓子作りをしたとき、娘が「ピンクのスプリンクルを入れたい！」と言ったのに対して、私は「それはちょっと甘すぎるかな」と言って、シンプルな白いスプリンクルを選んでしまったんです。結果、娘はちょっとしょんぼりしてしまって。あの時、彼女の目が少し悲しそうだったのが今でも心に残っています。
子供たちが自分の好みを選ぶことは、自己表現の第一歩だと思うんです。だからこそ、私たち大人はその選択を尊重してあげるべきなんですよね。先日のデコレーション体験の話、まさにそれを象徴していますよね。お母さんが自分の好みで選んでしまうと、子供は自分の気持ちや個性を表現できなくなって、泣いてしまうのも無理はありません。
親としての気づき
私も子供服のお店で働いていると、たくさんのお母さんたちの姿を見かけます。中には、子供が「これがいい！」と言っているのに、無理やり他の服を選ばせるお母さんも。そういう時、私は内心「子供の気持ちを大切にしてほしいな」と思ってしまいます。特に、子供たちの笑顔が見たいと思っているのに、親の期待に応えようとしてしまっている姿を見ると、なんだか切なくなります。
私も子供たちに自分の選択を大切にすることを教えたいと思っていて、最近では「どちらがいい？」と意見を聞くように心がけています。もちろん、時には「これは危ないからダメ」とか「これはもうちょっと大きくなってからね」といった制約もありますが、できるだけ自由に選ばせてあげたいと考えています。
私の思う一番のポイントは、親としても時には子供たちから学ぶことがあるということ。彼らの選択に耳を傾けることで、私自身も新しい発見があるんです。
皆さんはどう思いますか？子供が選ぶことについて、何かエピソードやアドバイスがあれば、ぜひコメントで教えてください！私たち一緒に、この子育ての道を楽しんでいけたら嬉しいです。
