読者からの質問:
性暴力が認定されたタレントが引退して、そのまま逃げ切ることが新しい常識になっているのでしょうか? 中居正広さんが表に出てこないまま引退してしまったのは、「謝らずに逃げる」ことが許されるということなのでしょうか? 被害者はPTSDで仕事や人生が壊されているのに、加害者は何も言わず、弁護士が書面を出して終わりです。
フジテレビも何も言わずに見送るだけで、誰も責任を取らない状況は、次の性加害事件でも同じことが繰り返されるのではないでしょうか。「引退したから大丈夫」というルールが今の社会で通用するとは思えません。
性暴力問題と加害者の責任
最近、性暴力が認定されたタレントの引退が話題になっている。中居正広さんが表舞台から姿を消したことも、その一例だ。被害者の気持ちを考えると、加害者が謝罪もせずに逃げ切ってしまうのは、本当に許されることなのか疑問に思う。
私が司法書士の事務所でアルバイトをしているとき、法律の側面からこの問題を考えることが多かった。ある日、先輩と性暴力事件について話していたとき、彼は「法律は被害者を守るためにあるのに、時には加害者を守るためにも使われることがある」と言った。その言葉が心に残っている。
社会の変化と加害者の逃げ道
確かに、性暴力の問題が表面化するようになったのは進歩だ。しかし、被害者がPTSDに苦しむ中で、加害者が何も言わずに逃げてしまう状況は、やはりおかしい。フジテレビが何も言わずに見送る姿勢も、責任逃れのように見える。これは次の性加害事件でも同じことが繰り返されるのではないかと、危惧している。
最近、ある友人とカフェでおしゃべりしていたとき、彼が「人が間違いを犯すのは仕方ないけど、その後の行動が大事だよね」と言った。確かに、社会復帰の概念は重要だが、同時に被害者の心のケアも必要だと思う。
最後に
社会が変わっていく中で、加害者に対する責任をどう取らせていくのか。これからも考え続ける必要がある。みんなはどう思う? コメントで自分の意見や経験を教えてほしい。お待ちしている。

