読者からの質問:
22歳と32歳の10歳差で、痩せやすさにかなりの違いがあるのでしょうか?
私は今32歳で、体重が70キロ以上あります。ダイエットを始めたのですが、10年前の22歳の時には81キロあり、半年で24キロ減の57キロになったこともあります。あの時のように今同じことをしようとしても、体力よりも気力が続かないと感じています。
食事制限はもちろんですが、1日に30キロも歩いていたので、今30キロ歩けと言われても途方もなく感じます。自転車で10数キロ走ることはありますが、歩く距離は1日1キロもないと思います。10年前の自分は本当にストイックだったなと振り返ります。
若さや「絶対痩せたい」という強い意志があったのかもしれませんが、今は30キロ歩く体力も気力もありません。10年経って肉体や体力の衰えをあまり感じないものの、22歳から32歳になった現実を考えると、あの頃は若かったなと感じます。
まだ老け込むには早いのでしょうか?それとも甘えなのでしょうか?
同じ道を歩くのは、実は難しい
こんにちは!今日はちょっと考えさせられる質問にお答えしようと思います。32歳になったあなたが、22歳の頃の自分を思い返しているというお話。私もそういう瞬間、よくあります。若い頃にできたことが今はできなくなっている、そんな想いがあるのは、実はとても普通のことです。
まず、あなたが感じている「気力が続かない」ということ、私もすごく理解できます。私自身、今は二児のママとして、毎日忙しく過ごしています。妊娠・出産を経て、体力も気力も変わってしまったなと感じることが多いです。若い頃の自分には、何でもできる気がしていましたが、今は「自分を大切にする」こともキーワードになっています。
体力と気力の変化
体力の変化は、年齢とともに自然に起こるものです。私たちの体は、年齢を重ねるごとに代謝が落ちるし、筋肉量も減少しやすくなります。だからこそ、若い頃のようなストイックなダイエットが同じように効果的とは限らないんですよね。自分の体に耳を傾けることが大切です。
私も出産後、体重が戻らなくて悩んだ時期がありました。妊娠前に比べて体力が落ちているのを実感し、運動をすること自体が億劫になってしまう日もありました。そんな時、無理をして自分を追い込むよりも、自分に合ったペースで運動をすることが大事だと気づいたんです。
「若さ」と「意志」の違い
あなたが22歳の頃には「絶対痩せたい」という強い意志があったのかもしれませんが、それは誰しもが持つ「若さ」というエネルギーでもあります。若いときは、未来に対する期待が大きく、モチベーションが自然と湧いてきますよね。今は、たくさんの責任があって、その分気力が分散されてしまうのも無理はありません。
私も、子育てや仕事の合間にダイエットをしようとすることは、最初は大変で、正直なところ「無理かも」と思ってしまいます。でも、少しずつ自分のペースで取り組むことで、思った以上に成果を感じることもありました。
ダイエットのアプローチを見直す
ダイエットを始めたとき、まず考えたいのは「どんなアプローチが自分に合っているか」です。食事制限や運動が必要だとは思いますが、その内容やペースを見直すことが重要です。
小さな目標を設定する
私が実践しているのは、小さな目標を立てること。例えば、今日は1キロ歩くことを目標にしてみたり、毎日1品だけ野菜を増やすことを考えてみたり。こうすることで、プレッシャーなく続けやすくなります。
例えば、初めは自転車での運動が中心でもいいと思います。少しずつ歩く距離を増やしてみるとか、家事をする中で体を動かす工夫をするのも一つの手です。私も子どもと一緒に公園に行くとき、少しでも多く歩くように心がけています。
マインドセットの重要性
そして、マインドセット。心の持ちようが、体にも大きく影響します。「痩せなきゃ」というプレッシャーから解放され、楽しむことが大切だと思います。ダイエットを辛いものと捉えるのではなく、自分を労わる時間に変えてみてはどうでしょうか。
私も、子どもたちと遊びながら体を動かすことで、ストレスが軽減され、自然に運動ができていることに気づきました。楽しいことは、続けやすいんですよね。
自分を認めて、柔軟に
「老け込むには早い」と感じるのは、すごく自然なことです。私たちは年齢を重ねるごとに、体の変化を感じますが、それは新しい自分を見つけるチャンスでもあります。自分自身を受け入れ、変化を楽しむことが大切だと思います。
同時に、無理をする必要はありません。若いころの自分と同じような結果を求めるのではなく、今の自分に合ったやり方を見つけることが成功への近道だと信じています。
最後に
あなたが感じていること、すごく共感します。ダイエットはただの数字ではなく、自分自身を大切にする旅なんです。過去の自分と比べるのではなく、今の自分をどうしたいかを考える時間にしてほしいなと思います。
それに、私たちには家族や仕事、いろんな責任があるからこそ、無理をしてはいけません。自分を大切にしながら、少しずつ前に進むことが何よりも大切だと思います。あなたが心地よいと思える道を見つけられることを願っています!

