悩みの共有と共感
読者さん: 5歳の息子が食事を全く食べず、お菓子ばかり欲しがることに悩んでいます。共働きで忙しい中、土日に作り置きした料理を用意
しているのですが、息子は気分によって全く食べなかったり、暴言を吐いたりします。保育園ではちゃんと食べているのに、家ではわがままになってしまい、どう対処すればいいのか分かりません。作った料理を「まずい」と言われるのも辛いですし、毎日のようにこの状況が続いていて心が折れそうです。お菓子を処分してみたものの、効果があるのかも分からず、どうしたらいいのか悩んでいます。いつまで続くのか、この状況をどうにかしたいです。助けてください。
もえ: まず、あなたが抱えている状況について本当に理解できる部分が多いです。私も子どもが小さい頃、似たような悩みを経験しました。特に、忙しい日々の中で準備した料理を「まずい」と言われるのは、心が痛みますよね。息子さんが保育園ではちゃんと食べているのに、家ではそうならないのは、環境の違いや、居心地の良さから来る部分もあるのかもしれません。
食事に対するこだわりの背景
読者さん: そうなんです。保育園ではしっかり食べていると先生から聞きますし、私も「どうして家では食べないの?」と不思議に思ってしまいます。彼が好きな食材を使っても、気分次第で食べなかったりするので、本当に困っています。
もえ: それは本当に気になりますよね。お子さんは、家では自分の意見を表現することができるので、ある意味で安心感を持っているのかもしれません。保育園では他の子と一緒に食べることで、食事への興味が引き出されることもあります。家では、まるで「自分の好きなものを選ぶ権利」を行使しているかのようです。
お菓子との向き合い方
読者さん: お菓子を処分してみたんですが、逆に食べない時間が増えたように感じます。お菓子がないから、いっそう「食べたくない」という気持ちが強くなってしまったのかもしれません。
もえ: そうですね、お菓子を取り上げることは一時的には効果があるかもしれませんが、それがストレスになってしまうこともあります。お菓子は魅力的なものですし、お子さんにとっては特別なご褒美のように感じられることもあります。
一つのアプローチとして、お菓子を「完全に禁止」するのではなく、食事の後に少しだけ許可するというのはどうでしょうか?例えば、夕食後に健康的なデザートとしてフルーツを提供したりすることで、食事に対する興味を引き出すことができるかもしれません。
食事の楽しみ方の工夫
読者さん: なるほど、食事の後に少しだけお菓子を許可するのは良さそうですね!でも、具体的にどんな工夫をすればいいのか、悩んでしまいます。
もえ: もちろんです!食事を楽しい体験にするためのいくつかのアイデアを共有しますね。
1. 一緒に料理する: お子さんと一緒に料理をすることで、彼自身が食材に興味を持つことができるかもしれません。例えば、サラダを作る時に自分で好きな具材を選んでもらうと、食べる意欲が湧くかもしれません。
2. 食卓を華やかに: 食事の盛り付けを工夫して、視覚的に楽しめるようにするのもいいです。カラフルな野菜を使ったり、形を変えたりすることで、興味を引くことができます。
3. 小さな目標を設定する: 食事の前に「今日はこの野菜を一口食べてみよう」と、少しの目標を設定してみるのも良いかもしれません。達成できたら褒めてあげることで、ポジティブな体験になります。
心のケアとサポートの大切さ
読者さん: 具体的なアイデア、ありがとうございます!でも、正直言うと、毎日のストレスが心に重くのしかかっていて、どうしても気持ちが沈んでしまいます。
もえ: その気持ち、すごく分かります。子育ては本当に大変ですし、自分の努力がすぐに結果に結びつかないことも多いですよね。私も、特に料理や食事に関することで心が折れそうになったことが何度もあります。
大切なのは、あなた自身が感じている感情を大切にすることです。時には、自分の時間を持つことや、他のママとお話しすることで、気持ちの整理ができることもあります。自分自身を責めたり、完璧を求めすぎるのではなく、まずは自分に優しく接してあげてください。
まとめと今後のステップ
読者さん: 本当に心が軽くなりました。自分に優しくすること、そして食事を楽しむための工夫を試してみます。ちょっとずつ、改善できるといいなと思います。
もえ: それは素晴らしい考え方です!小さな変化が大きな結果につながることもありますから、焦らずに少しずつ進んでいきましょう。あなたは素晴らしいママですし、子どもにとっても愛情深い存在です。何かあれば、いつでもお話しに来てくださいね。
読者さん: ありがとうございます!心強いです。また頑張ります!
もえ: こちらこそ、話をしてくれてありがとう。お互いの育児を楽しみながら乗り越えていきましょうね!

