はじめに
読者: 私は保育士をしていますが、最近3歳児のクラスで困っています。朝の登園時に、ある子が私にだけ離れるときに泣くようになりました。それ
までは大丈夫だったのに、急に泣き出して「先生嫌〜」と言います。日中は「先生好き〜」と声をかけてくれるのに、どうしてこんなことになったのか理由が全く思い浮かびません。何が原因だと思いますか?
感情の変化と子どもの心理
ゆう: まず、その子が突然「先生嫌」と泣き出す理由について考えてみよう。子どもにとって、感情は非常に複雑なものである。特に3歳児の場合、自分の感情を整理する能力が未発達であり、環境の変化や日々の出来事に非常に敏感である。まずはその子の感情の変化をどう捉えているのか、改めて考えてみてほしい。
読者: そうですね。確かに、あの子は感情を表現するのが苦手なところがあるかもしれません。
不安と依存の心理
ゆう: その観点は重要である。子どもが泣くことで表現するのは、不安や依存の感情かもしれない。特に登園時は、新しい環境に対する不安がピークになることが多い。何か特定の出来事があったわけではなくても、親離れや環境の変化に対する不安が高まることがある。
読者: 確かに、最近の生活環境で何か変わったことはありません。お母さんが忙しいと言っていたようです。
親子関係の影響
ゆう: それは重要な要素である。親が忙しいと、子どもは無意識に不安を感じることがある。また、保育士との関係も影響を及ぼす。日中は「先生好き」と言っているが、朝はそのように泣くことから、保護者の存在や朝の別れの瞬間に特に敏感になっているのかもしれない。
読者: なるほど。親の忙しさが影響している可能性があるわけですね。
コミュニケーションの重要性
ゆう: その通りである。子どもとのコミュニケーションを通じて、彼の不安を軽減する方法を考える必要がある。例えば、登園時に特別な儀式を設けることが効果的かもしれない。毎朝「バイバイのハグ」をすることで、安心感を与えることができるかもしれない。
読者: 具体的にどういった儀式が考えられますか?
提案する儀式とルーチン
ゆう: 例えば、朝登園した際に、毎回同じ言葉を交わす「おはよう」の後に、ハグをして「またね」と言うことが考えられる。また、特にお気に入りのキャラクターや物を持たせることで、安心感を与えることもできる。これにより、子どもは登園時に少しでも安心感を持ちやすくなる。
読者: 確かに、そうした小さなルーチンが大きな変化をもたらすかもしれませんね。
自己反省と成長の機会
ゆう: 自分自身の感情や反応についても考えてみることが重要である。あなたがその子に対してどのように反応しているかも、彼の感情に影響を与える。時には、子どもが泣いているときに、焦りを感じることもある。それが彼に伝わる可能性があるため、冷静に対応することが求められる。
読者: そう言われると、自分の感情も大事ですね。
まとめと今後のアプローチ
ゆう: そうである。自分の感情が彼に影響を与えることを理解し、冷静に接することが大切である。具体的な対応策として、登園時の儀式を設けること、そして、自分自身の感情に注意を払いながら接すること、これが効果的だろう。
読者: ありがとうございます。これらのポイントを頭に入れて、今後のアプローチに生かしてみます。
おわりに
ゆう: ぜひ、実践してみてほしい。子どもたちとの関わりの中で、あなた自身も成長していくはずである。今後とも、何か困ったことがあれば気軽に尋ねてほしい。

