弱いものいじめと自己愛の関係 心理学から見た人間の成長と反省の重要性

弱いものいじめと自己愛の関係 心理学から見た人間の成長と反省の重要性

弱いものいじめと自己愛の関係について考えてみた

最近、ある読者さんから「弱いものいじめをするのは、自己愛やサイコパスの特徴なのか?」という質問をもらった。正直、この質問を読んだとき、少しドキッとした。なぜなら、私自身も過去に似たような行動をとってしまったことがあるからだ。

学生時代の思い出

高校時代、私はクラスでちょっとした「いじられキャラ」だった。ある日、クラスメイトのA君が転校生のB君をからかっているのを見た。B君は内気で、すぐに赤くなってしまうタイプだった。A君はその反応を面白がり、ますますエスカレートしていった。

そのとき、私はどうしたか?実は、A君の行動を止めず、むしろ笑ってしまったのだ。後から考えると、自分が「いじられキャラ」だったからこそ、誰かをいじる側に回りたかったのかもしれない。でも、その瞬間はただ「面白い」と思ってしまった。

自己愛と弱いものいじめの関係

心理学を学ぶようになってから、この出来事をよく思い出す。自己愛が強い人やサイコパス傾向のある人は、他人の感情に共感しにくく、自分の優位性を確認するために弱い立場の人をターゲットにすることがあるらしい。

でも、私の場合は少し違う気がする。むしろ、自分が弱い立場にいたからこそ、誰かをいじることで一時的に「強い立場」に立ちたかったのかもしれない。これは自己愛というより、むしろ自信のなさの裏返しだったように思う。

変わろうと思ったきっかけ

その事件の後、B君が泣きながら教室を出ていくのを見て、私は大きな後悔を感じた。その夜、布団の中で「自分は最低な人間だ」と思いながら眠れなかったことを覚えている。

翌日、私はB君に謝りに行った。彼は驚いていたが、「気にしないで」と言ってくれた。その優しさに、私はさらに自分が小さく感じた。

今の私の考え

今思えば、あの時の私の行動は確かに間違っていた。でも、それを認めて反省し、変わろうとしたことが大切だったと思う。人間誰しも、弱い部分や醜い部分を持っている。重要なのは、それに気づき、成長しようとすることだ。

もし今、誰かをいじってしまいそうになったら、一度立ち止まって考えてみよう。「なぜ自分はこんなことをしようとしているのか?」「この行動は本当に正しいのか?」と自問自答することが大切だ。

最後に

このブログを読んで、「私も似たような経験がある」と思った人がいるかもしれない。もしそうなら、ぜひコメントで教えてほしい。私たちはみんな、失敗しながら成長していくものだ。一緒に、より良い人間になれるよう頑張ろう。

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