読者からの質問:
コンビニでおにぎり2つと揚げ物を1つ買ったんですが、会計の時に新人のバイトさんがおにぎり2つ分の値段だけを表示しました。気づいたので、揚げ物の値段を聞いたら、店員さんが慌てて揚げ物の値段を入れてくれました。もし何も言わずにおにぎり2つ分の値段だけで揚げ物をもらっていたら、何か問題になったり罪になったりするんでしょうか？
コンビニでの会計ミスについて考える
最近、コンビニでおにぎり2つと揚げ物を買ったときのことを思い出した。普段からよくコンビニには行くけれど、会計時にそんなことが起こるなんて思いもよらなかった。新人のバイトさんが、うっかりおにぎり2つ分の値段だけを表示したっていうんだから、ちょっとしたミスだよね。
その時のリアルな体験
その日は、午後からの授業の合間にちょっと小腹が空いて、コンビニに立ち寄った。おにぎりは好きだから、いつもいろんな種類を買ってしまう。揚げ物も今日は特別に食べたくなったんだ。あのサクサクの食感、たまらないよね。
会計の時、店員さんがピッとおにぎりの値段を入力しているのを見て、なんだか不安になった。「あれ、揚げ物の分は？」と思ったけど、何も言わずに待っていた。だって、若いバイトさんが一生懸命やってるのを見ると、つい「あまり気を使わせたくないな」と思ってしまう。
でも、やっぱり気になったから、思い切って「揚げ物の値段もお願いします」と言った。すると、店員さんは急に慌てた様子で、すぐに揚げ物の値段を入れてくれた。無事に支払いは終わったけど、もし何も言わなかったらどうなっていたのだろうか？
法律はどうなるのか？
さて、ここで気になるのは、もし何も言わずに揚げ物をもらっていたら、どうなるのかということだ。これについて法律的な観点から考えてみよう。
まず、コンビニでの購入は「売買契約」が成立している。お客さんが商品を選び、代金を支払うことで契約が成立するわけだ。この契約において、支払うべき金額が確定し、その金額に基づいて商品を受け取ることになる。
もし、会計で誤っておにぎり2つ分の値段だけが表示され、揚げ物の分を支払わなかった場合、これは「不当利得」になり得る。つまり、相手に対して何も支払わずに得た利益があるということだ。
法律的には、店側が誤って代金を受け取らなかった場合でも、客はその商品の代金を支払う義務がある。これは、たとえ店員のミスであっても変わらない。ただ、通常は店側から何かしらのアクションがない限り、法律的に問題になることは少ないと思う。
実際のケーススタディ
実際のところ、こういったケースは意外と多い。例えば、スーパーでの会計の際、バーコードが読み取れなかった商品がそのまま通過してしまった場合など。お客さんがそれに気づかずに帰宅したとしても、法律的には「残念ながら、こちらが不当利得を得てしまった」と言える。
ただ、現実的にはほとんどの人がそんなことを気にしないし、気にしても正直に店員さんに伝える人が多いんじゃないかな。だって、自分が損をする立場になったら、結構後味が悪いよね。だから、やっぱり、気づいたら正直に言った方が自分も気持ちいいし、店員さんも助かるんじゃないかと思う。
倫理的な観点
法律的なことを考えると同時に、倫理の観点からもこの出来事について考えてみたい。法律は一つの指標だけれど、正直さや誠実さって、別の価値観を持っていると思う。もちろん、法律を守ることは大事だけど、同時にどれだけ自分が他者に対して誠実であるかも大切だ。
揚げ物の代金を支払わずに持って帰ることができたとしても、それをしてしまうと自分の心に引っかかるものが残るんじゃないか。そんな気持ちを抱えながら生きるのは、決して良いことではないと思う。何も言わずに揚げ物をもらって満足するよりも、ちゃんと支払ってスッキリすることの方が、長い目で見れば自分の心の平穏につながるのかもしれない。
まとめと教訓
この出来事を通じて、たくさんのことを考えさせられた。法律の話、倫理の話、そして自分自身の心の持ち方について。お金の問題はシビアだけれど、誠実さや正直さはそれ以上に大切なものだと思う。
もし次にコンビニで会計をする時に、同じような状況に出くわしたら、私は必ず自分から店員さんに声をかけるだろう。だって、そうすることで自分も気持ちが良いし、相手にも感謝されるだろうから。
こういった日常生活の中の小さな出来事が、実は自分自身を成長させる良いチャンスなのかもしれない。法律や倫理について学ぶことも重要だけれど、日々の生活の中で自分がどう行動するのか、それが本当に大事なことなんだと改めて感じた。
