読者からの質問:
歩きスマホが嫌われている日本で、イヤホンをして歩くことは許されるのでしょうか？これは矛盾しているように感じます。どう思いますか？

歩きスマホとイヤホン：日本での矛盾を考える

こんにちは、皆さん！今日は少し興味深いテーマについてお話ししたいと思います。それは「歩きスマホ」と「イヤホンをして歩く」という、日本における矛盾についてです。私自身、アメリカ生まれで大阪に育った30代前半の男性として、日々の生活の中でこの二つの行為に対する感覚がどう違うのか、ちょっと考えてみることにしました。

歩きスマホの現実

まず、歩きスマホって、なんでこんなに嫌われているんでしょうか？日本では特に、歩きながらスマホをいじることが公共の場でのマナー違反とされることが多いです。私も大阪の繁華街を歩くと、周りを見渡すと、スマホに夢中になっている人が多くて、正直なところ危なっかしいなぁと感じることもあります。道を塞いでいる人がいたり、急に方向転換をしてきたりするので、本当に気をつけなきゃいけませんよね。

ある日のこと、通天閣近くで友人と待ち合わせをしていたとき、目の前で歩きスマホをしている若者がまさにそうでした。友人が「おい、あの人、すげえ突っ込んできそうだな」と言った瞬間、彼は私たちの目の前で信号待ちの人々の中に突っ込んできて、あわや衝突！危なかった…！という経験もあります。

ただ、私も含めて、みんながスマホを持っている時代に、バランスを取るのは難しいですよね。歩きスマホが危険だとは思いつつも、ついつい見てしまう。情報を取り入れたいし、SNSも気になる…というのが正直なところです。

イヤホンをして歩くことはどうなのか？

さて、一方でイヤホンをつけて歩くことはどうでしょう？日本ではイヤホンをしながらの移動は、ある種許容される風潮がありますよね。私自身、地下鉄で音楽を聴きながら通勤することは多いです。この時、周りの人たちがスマホをいじっているのを見ても、特に気にしないことが多いです。

でも、ここで気になるのは、イヤホンをつけていると周りの音が聞こえなくなること。例えば、後ろから自転車が近づいてきたとき、全く気づかずに危険な目に遭うこともあります。日本の街の中は音が溢れているので、イヤホンをしていることで、周りの環境を一切感じられないのはもったいない気もします。

矛盾が生まれる背景

では、なぜ日本では歩きスマホが嫌われ、イヤホンをつけて歩くことが許されているのか。この矛盾の背景には、文化やマナーが大きく影響していると思います。

例えば、日本には「和を重んじる」という文化があります。周りの人々に迷惑をかけないように配慮することが大切とされるため、歩きスマホのように周囲を無視した行動は、嫌われるのも当然です。一方で、イヤホンをつける行為は、ある種「自分の世界に入る」行為と捉えられているのかもしれません。自分の音楽やポッドキャストの世界に浸っていることで、周りの人々に優先順位を置かない行動は少し許容されているのかも。

私の体験談

私も旅行中によくイヤホンを使います。最近、家族で東京に行ったとき、電車移動の際にイヤホンをつけていると、周りの音に気を取られずに自分の好きな音楽を楽しめました。子どもも興奮しているので、少しでも気を楽にするために、自分の好きな曲を聴きながらの移動は心地よいものでした。

でも、ある駅で降りるとき、気づいたら周りの人が急に動き出して、私もそれに合わせて動いたのですが、イヤホンをしているが故に周囲の変化に気づかず、ちょっと焦ったことがありました。結局、声をかけられてビックリしてしまったり…（笑）。こういう経験を通じて、やっぱり周囲の音を聞くことも大切だなと実感しました。

結論：歩きスマホとイヤホンの使い分け

さて、いろいろな視点から考えてみましたが、最終的に私が思うのは、歩きスマホもイヤホンも、それぞれの行動にはリスクがあるということです。ただ、どちらも楽しみながら利用するためには、自分なりにルールを作ることが大事だと思います。

例えば、歩きスマホは周りに気を配りながら行う、イヤホンは必要なときだけ外す、というようなことです。特に公共の場では、周囲の状況をしっかり把握することが、安全で快適な移動につながるはずです。

日本の文化やマナーに触れながら、自分に合った方法で楽しんでいけたらいいなぁと感じています。皆さんも、歩きスマホとイヤホンの使い方、工夫してみてくださいね！それでは、また次回のブログでお会いしましょう！